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□過去拍手お礼をまとめてみました。

 

>>まるマ

 

拍手お礼21 まるマ*ヨザケン

 

「2月ですね猊下」
「そうだね」
「2月ですよ猊下?」
「2回も言わなくていいよ。だから何」
「何ってひどい!!グリ江このときのためにボディに磨きをかけて準備をしてきたのに!」
「……何を言ってるのかさっぱり分からないよヨザック?(どうせろくなことじゃない)」
「あちらでは2月は恋人の月なんですよね?」
「別にそういうわけじゃ」
「愛し合う2人がまるひと月毎日愛を確かめ合えば一生結ばれるっていう!」
「………(げんなり)」
「しかもその間ずっと女性のフリをしていなきゃあいけないんですよね?!さあ猊下!!

 この日のためにグリ江、猊下の分までよりどりみどりそろえたわ★まずはこのメイド服にレッツトライ!」
「どうでもいいけどいい加減イベント毎にウェラー卿に騙されるそのトリ頭どうにかしなよ」


**


「人選ミスだろ、コンラッド」
「そうですねえ。猊下に女装とやらをしてみて欲しかったんですけど。やはりヨザでは役不足でしたね」←酷。
「じゃあ次!」
「ユーリが行ってみたらどうですか?あなたのお願いなら猊下もきっと聞いてくれますよ」
「ばーか、俺は村田の前では健全野球少年なの!」
「そうでした(にっこり)」


………………ハッピーバレンタイン。

 

■□■最近の拍手ヨザケンはこういう構図が定着してきちゃったなあ…(苦笑)

 

拍手お礼23 まるマ*眞健上

 

「どうした村田、浮かない顔をしてるな」
「渋谷、っていうか上様…」
「?」
「ああごめんこっちの話」
「まあよい。また眞王廟の方に行ってきたのか?」
「……まあね。本当にワガママで困るよね、眞王陛下は」
「あの方はお前がお気に入りだからな」
「僕じゃない。伝説の大ケンジャーさまにご執心なだけだよ。ほんとしつこいよね」
「そうでもなかろう。かの賢者もおまえ自身も、彼は手中に収めていたいのだ。そしてお前も、」
「……」
「何だかんだと言って、眞王陛下を切り捨てることなどできないのだろう?」
「…………(ふう)これだから上様な君は苦手だよ。察しがよすぎる」
「なに、本当はあれも気づいているさ。余の分身なのだからな」
「そうかもね」
「心配せずとも、我々だとてやすやすとお前を手渡したりせぬ」
「………期待してるよ…」

 

■□■私が今どれだけ眞健フィーバーしているかが伺えますね(笑)上様は超!男前でお願いします。

 

拍手お礼25 まるマ*ヨザケン

 

「うーん」
「どうしたんですか、猊下」
「最近体がなまってきた気がするんだよね。剣術でも習おうかなあ」
「ええ?!」
「うわ、なにその反応。これでも通信空手で敵相手に戦えるくらいには運動神経あるよ、僕」
「体力はないですけどね」
「うるさい。いいよ、別にヨザックに習おうなんて思ってないし!」
「ま、まさか隊長に…」
「そんな命知らずじゃないよ。何されるか分かったもんじゃない」
「ですよねえ。では誰に?」
「そんなのフォンクライスト卿に決まってるじゃない」
「そうきましたか〜」
「無難だし、ちゃんと教えてくれそうだしね」
「甘いですよ猊下。ギュンギュン閣下は剣術の鬼ですから!剣を持つと人が変わりますよ〜?」
「うわあ、一昔前のスポコン漫画みたい。でも彼ならあり得そうだね」
「だからやっぱり俺が手取り足取り教えて差し上げますよvvそしてあわよくば別の剣も交えたい…」
「声に出てるよヨザック」
「は!しまった!!」
「最低(スタスタ)」

「ああ、猊下〜!!カムバーック!!」

 

■□■さり気にギュンムラもいれてみたつもり。←本当に?!

 

拍手お礼27 まるマ*渋村

 

「ここに関係代名詞があるだろ?だからここの訳は…」
「うあーわかんねえッ」
「大丈夫、長文訳なんて簡単な国語の読解だと思えば良いんだよ」
「それはお前が頭良いからだろっ!」
「教えて欲しいって言ったの渋谷だろー?」
「そうだけどー!!」
「だいたいお兄さんに教えてもらえばいいんじゃないの。ほら、あそこでさっきからこっちを睨んでる」
「やだよ。勝利の教え方うざいもん」
「ゆーちゃん!!何てこと言うんだ!」
「俺たちの半径1メートル以内に近づくの禁止」
「くっ」
「なんでまた」
「いいんだよ村田は分かんなくて!渋谷家の家訓!(適当)」
「君たちって仲良いんだか悪いんだかよく分からないね」
「そんなことより村田ー。俺休憩が欲しい!膝枕希望〜」
「はあ?また?」
「休憩したらちゃんとやるからさ★いただき!」
「って、渋谷!」
「は〜極楽〜♪(兄の方を向いてにやり)」
「!!(くそ、ゆーちゃんめ!!)」
「どうかした友達のお兄さん?」
「…なんでもねえよ!」

 

■□■渋村、つまり渋谷兄弟×村田(笑)こういう構図も好きですv

 

拍手お礼29 まるマ*コンムラ&ヨザ+ケン


「……ウェラー卿」
「なんですか猊下」
「何度も言わせないで。君は誰の護衛なの?」
「俺はこの国を統べる方をお守りする者です」
「だから、それは一体誰なのかって聞いてるんだよ」
「もちろん、陛下と猊下、貴方です」
「違うだろう?この国の統率者は渋谷だ。僕だって君と同じ、臣下に過ぎないよ。
 君の役目は僕らを守ることじゃない、魔王である渋谷を守ることだ」
「陛下も猊下も、民にとっては大事な御方です。聞き分けてください」
「聞き分けて欲しいのはこっちだよ。僕と渋谷じゃ国に対する価値が全然違う」
「……なぜ猊下はそんなに頑ななんでしょうね」
「え?」
「陛下も貴方もこの国にとっては特別な御方だ。どうしてそれを否定されるのですか」
「…君が、渋谷と僕への扱いを差別してくれないからだよ。むしろ…」
「それは仕方ないことです。俺は貴方をお守りしたいんですから」
「何を言ってるの?」
「分からないのならそれで結構。とにかく、俺は俺のスタンスを貫きますよ」
「ウェラー卿!!」


**


「という訳なんだけど、グリエ、君からもあの堅物に一言言ってやってよ」
「そうですねえ。俺としては猊下に一言物申したい気分ですけどね」
「君まで何を言ってるんだ」
「分かりませんかねえ。ま、お悩みください」
「グリエ!」
「まあ、隊長のことは置いておくにしても、猊下はもっと御自分の真価を正しく理解するべきだと思いますよ」
「そんなの」
「そうして、俺たちがなぜ貴方を守りたいと思うのか、その辺も考慮に入れてやってくれると嬉しいですね。
 猊下が陛下を守りたいと思う気持ちと、俺たちが陛下を、そして貴方を守りたいと思う気持ち。
 そんなに違いがなくてはならないんですか?」
「………」
「俺はね、陛下も猊下も、結構気に入っちゃってるんで。どちらの為にだってこの身を捧げる覚悟は出来てるわけです。
 国のためだけじゃなくね。そういうの、分かってもらえます?」
「……」
「頑固ですねえ」
「うるさい」

 

■□■めずらしく男前なヨザ。そうか、ヨザ+ケンだとこんなにヨザは大人になるんだ…。

 

拍手お礼31 まるマ*ヨザケン


「ヨザック、生きてる?」
「まあ何とか」
「流石だね〜。渋谷が愛する君の筋肉は伊達じゃないってわけだ」
「鍛え方が違いますからね。それより猊下、何か言うことないんすか」
「え?ああ、僕の下敷きになってくれてありがとう、かな?」
「どーういたしましてー」
「何怒ってるのさ。護衛が相手を守るのは当然のことだろう?」
「そりゃそうですけど。猊下ひとりなら喜んでお守りしますけどね!!
 この無数に散らばる人をも殺せそうなおっそろしい厚さの本を目の前にしてそれを言いますか!!」
「ああ大丈夫、そんなの角が頭に当たらない限り死にやしないよ」
「その角が体のあちこちに当たってんですけどね!!」
「そう?ごめんごめん、守ってくれてありがとうね?(にっこりv)」
「くっ(可愛ッ!!)じゃ、じゃあご褒美に傷口を舐め…」
「あーまずい、渋谷の部屋にいく時間だった。ごめんヨザック、後片付けしといてねv」
「……(ちくしょーそんなオチだろーと思ってましたよ!!)」

 

■□■まだ微妙に恋愛感情のないヨザケン。恋一歩手前で既に、猊下に頭があがらないヨザ(笑)

 

拍手お礼33 まるマ*ロド健


「じょぜー」
「はいは〜い、なんだい健ちゃん、寝たんじゃなかったの?」
「きょうはおつきさまがでてないから、くらいの…」
「うんうん、それで?もしかして怖かった?」
「ちゃ、ちがーよ!!じょぜがくらいのこわいかなって」
「……そっかそっか、うん、ありがとう。健ちゃんはやさしいね。ほらおいで」
「うん…」


ぽすん。


「じょぜあったかい…」
「そう?健ちゃんもあったかいよ」
「じょぜ」
「ん?」
「おつきさま、ねてるのかな?」
「そうだね、そうかもしれない。健ちゃんは月が好き?」
「んん…(ねむねむ)」
「おっと、寝て良いよ、健ちゃん」
「ん、(ぐー)」
「(かわいいなあ)おやすみ、オレのお月様…」


**


「おやすみ、オレのお月様…ってウェラー卿も真っ青だよドクター」
「健ちゃん、起きてたのあの時…」
「子供だからって僕をみくびっちゃだめだよ〜?」
「あのころは幸せだったなあ、オレ(うるるー)」
「なにそれ、今の僕じゃ不満ってこと?!」
「まさかとんでもないですおれのおつきさま」
「思いっきり棒読みなんだけどドクター(怒)」

 

■□■箱マが私に与えた影響は偉大でした。笑。じょぜと子村田、超萌える。

 

拍手お礼35 まるマ*ユリムラ


「なんかさー、決闘することになっちゃったんだけどどーしよっか村田?」
「はあ?何言ってるんだよ渋谷」
「だーかーら、決闘。こないださ、どっかの国から妙に気障な男が来ただろ?」
「ああ、やたら男前な親切なひと?」
「そうそう(親切なのはお前にだけだけどな!)」
「人間にしては魔族に引けをとらないイケメンッぷりだったよねえ」
「…そうそう。で、そいつがお前を欲しいとか言ってきてさ〜」
「まあ、君は魔王だから貰い受けるわけにはいかないとなると、僕で手を打つしかないよね。
 双黒ってほんと面倒だな。今度日本からおにーさん連れてくる?」
「さらっと勝利にひどいこと言ってるぞ…」
「まあまあ、君の頼みなら彼は異国のお嫁にだって行ってくれるよ!」
「むしろお前が頼め!ってそーでなく!!」
「ごめんごめん、おにーさん売ったりしないから安心してよ。
 でも僕も見知らぬ土地に売られちゃうのはちょっとなあ〜。ドナドナはな〜」
「だーかーら、俺が決闘するんだろ」
「…………」
「村田聞いてる?」
「……渋谷まさか、僕を賭けて決闘だなんてそんな寒い展開は…ッ(寒気)」
「寒くても熱くてもそーいうことになったから。以上報告終わり」
「ちょっと渋谷!!冗談じゃないよ、魔王たるものそんな簡単に他国と争うなんて!!
 大体君、剣なんてほとんど使えないじゃないか」
「簡単じゃない。お前を賭けてきたから受けたんだ」
「!」
「だから止めても聞かない。魔王命令だからな、これ」
「………っ、君、は。なんでそういうとこだけ頑固なのかなっ(真っ赤)」

 

■□■村田が乙女になるとしたら、それは男前有利以外ないと思う私はユリムラ病末期患者。

 

拍手お礼37 まるマ*眞健

 

★ザビ全サ設定です。ネタバレというほどではないですが、駄目な方はお気をつけください★

「よく来たな双黒の大賢者」
「好きで来たわけじゃないよ。
 君のやったことって僕の住んでる国では誘拐って言う、立派な犯罪なんだけど知ってる?」
「久しぶりだというのに随分辛辣だな」
「残念だけど犯罪者に親切にするほど僕はお人好しじゃない」
「そうか?俺に言わせればお前は笑ってしまうほど甘いと思うが」
「それは君の大賢者様だろ、王様。生憎僕は彼みたいにやさしくないんだ」
「そういうところが甘いと言っている」
「いつまでも彼の幻影を追うのは勝手だけど、僕を巻き込まないでくれるかな。
 知らないかもしれないけど結構忙しい身の上なんだこれでも」
「お前は俺のものなのに?」

「………聞けよ、人の話を」

―――ああ、早く君に会いたい。
この強大な闇に呑まれてしまう前に。
どうか。

 

■□■あれで眞健に萌えるなという方が無理。何度でも言いますが村田が眞王を「王様」って言うのが堪らなく好きです。

 

拍手お礼39 まるマ*ヨザケン

 

「目を閉じて3秒待って」
「そりゃあ構いませんけど…、何かの遊びですかぁ?」
「いいから閉じて3秒待つ!そして開ける!」
「はあ…、」

1、

2、

3.


「え…、猊下?!猊下どこに行ったんですか?!猊下ッッ」
「うるさいなあ、いるよここに」
「な、どこから……」
「瞬間スタツア。この間渋谷とマスターしたんだ。一瞬のうちに向こうへ飛んで、一瞬のうちに帰ってくる」
「な、」
「ま、意味なんてないけど。遊びだよ遊び。…まあ、もしもの時に便利ではあるかもね。一瞬で好きな場所へ飛べたら危機一髪逃げられるし」
「危機一髪の時は俺がお守りします」
「無理だよ。僕と渋谷が一緒にいて危機一髪なんて事態、君なんてとっくにやられちゃってる」
「うわ、ザックリ斬りますねえ」
「現実的だと言って欲しいね」
「ま、安心してくださいよ。そうそうならないですからそんな事態には」
「なにそれ自信?根拠のない自信ってどうかと思うんだけど」
「減らず口をたたくのはこのおくちですか〜?キスしますよ?」
「首が飛ぶよ」
「そんなのとっくにお空の彼方ですよ」
「骨は拾ってあげるから安心しなよ」
「そろそろ黙りませんかね?」
「黙らせてみたら?」

 

■□■ほんとはもしものときの有利の為にマスターした瞬間スタツア。知らない陛下と言わない猊下と分かってるけど触れない庭番。

 

>>十二国記

 

拍手お礼22 十二国記*夕鈴

 

「おはよう、鈴」
「おはよう夕暉、早いわね」
「鈴にばかり朝の準備をさせるわけにいかないからね。手伝うよ」
「ありがとう」
「それにしてもさすがに冷えるね」
「ほんとね。でも私朝の空気って好きよ。厳しいけど澄んでいて、きれいなの」
「そうかな」
「そうよ。それにみんなが起きてくるのを待ちながら準備をするのは楽しいの。

 ここの人はみんな喜んでくれるし…。おはようって言えるのが嬉しいわ」
「そっか。鈴はきっといい奥さんになれるね」
「あら、おだてても何も出ないわよ」
「違うよ。本当にそう思ってる。鈴と婚姻できたら幸せだろうなって」
「ふふ、夕暉はお世辞が上手ね。でもありがとう」
「どういたしまして(やっぱりこのくらいじゃ鈴には通じないよなあ…)」

 

■□■相変わらずの夕→鈴。私は一体いつになれば夕v鈴を書くのだろうか…。でも特別な存在ではあるのです。

 

拍手お礼24 十二国記*三人娘

 

「景麒に浩瀚に桓魋に虎嘯に、あと遠甫や桂桂にもあげないと!」
「そうね、夕暉はどうする?鈴持って行く?」
「ええ、せっかくだから夕暉にもあげたいわ。持って行きましょう」
「了解!じゃあ夕暉は鈴に任せたわ!」
「ええ?」
「いーのいーの、その方が夕暉も喜ぶし、あとはこっちで何とかするから!ね、陽子?」
「もちろんだ。夕暉はひとりで寂しい思いをしているだろうからね。行ってあげて、鈴」
「そうね、分かったわ」
「それにしても陽子が持ち込んだ蓬莱の風習、いつの間にか慶にも定着しちゃったわね」
「そうだな。どこの国もみんな恋愛ごとが好きなのは変わらないんだなって驚いたよ」
「でもおいしいし楽しいし、素敵だわ。私のいた時になかったのが悔しいくらい!」
「ふふ、いいじゃない鈴。今ここでめいっぱい満喫してるんだから」
「そうね」
「よし、じゃあ今年も張り切って作るか!」
「この日だけは政務をさぼっても何も言われないんだから、男性陣の期待の大きさが伺えるよ」
「本当にそうよねえ」
「ふふ、じゃあ陽子、祥瓊、がんばりましょ♪」

 

■□■珍しく夕暉に協力的なナイト達(笑)

 

拍手お礼26 十二国記*雁鈴

 

「ときに鈴」
「は、はい、なんでしょう延王」
「鈴は小さなものと大きなもの、どちらが好きだ?」
「え?ええと、小さなものでしょうか…」
「…うむ。ではかわいいものとかっこいいものはどっちが好きだ?」
「ええと……、かわいいもの、です…」
「…なるほど。では子供と大人では?」
「ええ?!(それってどっちが好きとかって言えるものかしら)」
「難しく考えなくとも良い。どちらがより好ましいか、直感だ直感」
「え、と。子供の方が可愛らしいかなとは思いますけど」
「そ、そうか。くっ、ではブラコンとファザコンなら鈴はどっちタイプだ?!」
「……はい?」
「こらー!!尚隆ー!!鈴に余計なこと吹き込むんじゃねえよ!!」
「む、六太!」
「六太くん!」
「今ので分かっただろ?どう考えても鈴はお前より俺が好みなんだよ★」
「なんだと?!生意気な!」
「(ブラコンとファザコンてどういう意味なのかしら…?)」

 

■□■延主従が大好きです。雁鈴のポイントはどこまでも不毛なところですね!(酷)

 

拍手お礼28 十二国記*夕鈴

 

「…鈴」
「え、夕暉、どうしたの?」
「鈴〜(抱き!)」
「え?ちょっ」
「すまねえ鈴、ちょっとこいつ酔っ払っちまったみたいだ」
「あら虎嘯、おかえりなさい。酔っ払ったって?」
「仲間連中が面白がって夕暉にも酒を飲ませたんだ」
「まあ!夕暉はまだ子供なのに!」
「子供じゃない!」
「きゃ、夕暉、そんなに動かないで!倒れちゃうわ」
「はは、そうやってると、酔っ払いの旦那を介抱する女房みたいだぞ、鈴」
「もう!馬鹿なこと言ってないで夕暉を臥牀まで運ぶの手伝って頂戴!」
「鈴〜」
「ははっ!夕暉はお前といたいみたいだな。臥牀まで付き添ってやるか?」
「虎嘯ー!!(怒)もう、夕暉がお酒に弱かったなんて…(溜息)」

 

■□■夕暉はお酒に弱そう、というマイ設定。何だか鈴がお母さんだ…。

 

拍手お礼30 十二国記*夕鈴

 

「夕暉、大丈夫?」
「うん。ごめんね、風邪なんか引いてる場合じゃないのに」
「いいのよ、きっと根を詰めすぎたんだわ。おとなしく寝ていてちょうだい」
「……情けないな、これくらいのことで倒れるなんて。みんながんばっているのに」
「いいえ!だって夕暉は今回の作戦のほとんどを考えているんですもの。誰より疲労が大きくて当たり前よ」
「そんなことないよ。僕はみんなみたいに頻繁に外に出てるわけじゃないし」
「あら、体を動かすより部屋の中でずっと思索にふけっているほうが体に負担がかかるのよ。
 …私たちがしようとしているようなことの作戦を練るのは、特に」
「そうかな」
「そうよ!」
「…鈴は頼もしいね」
「そう?」
「うん。そして優しい」
「そうかしら?そんなこと言われたことないから何だか変な感じ」
「そう…」
「私に言わせれば夕暉の方が優しいわよ?」
「そんな、こと…、ごめん、ねむくなってきた…」
「ゆっくり寝てちょうだい」
「うん、……鈴、起きるまで…傍に……」
「ええ、大丈夫よ。ずっとここにいるわ、夕暉」

 

■□■引き続きお母さんのような鈴。夕暉は何だかんだでまだ少年なので、母性に弱そうです。

 

拍手お礼32 十二国*利広×鈴

 

「鈴!久しぶり!」
「利広さま?!またお忍びでいらしたんですか?」
「そう、やっぱり慶は活気があって良いね」
「ありがとうございます。主上もお喜びになります。もうお会いになりましたか?」
「ああ、まあそれは後で行くよ」
「まあ!主上に会う前にこちらにいらしたんですか?!」
「だって僕は鈴に会い来たのだからね」
「またそんなことを言って…。奏の方々の苦労が偲ばれます」
「ははっ、これは一本取られたな」
「さあ、ご案内致しますから、主上にお会いになってくださいませ」
「鈴がそう言うなら仕方ないな。でも今度会うときはふたりで市井にでよう。約束だ!」
「知りません!」


**


「……また厄介なのが来たわねえ、虎嘯」
「祥瓊、そう思うなら何とかしてやってくれよ」
「あら、それは夕暉が早く慶の官吏になって自分で鈴を守れるようにならなきゃ駄目よ。
 私と陽子の望みは鈴の幸せだもの。夕暉の、ではなくね?(くすv)」
「……がんばれ、夕暉」

 

■□■利広×鈴なんてどこに需要があるんだ!(ここ)←悲しき自給自足…。

 

拍手お礼34 十二国*夕鈴


「鈴が好きだよ」
「私だって夕暉が好きよ?」
「うん、ありがとう。でもね、仲間とか友人とか、そういう意味でなく鈴が好きだよ」
「…………え?」
「僕は鈴と、野合したいって言ってるんだよ」
「な、にを…言ってる、の?」
「うん、本当はちゃんとそれなりの男になるまで言わないでおこうと思っていたんだけど。
でもごめん、我慢がきかなくなってしまった」
「………」
「すぐに返事が欲しいなんて言わない。もちろん、まだ大学に通う身の僕と野合して欲しいとも思っていない。
でも、覚えていて欲しいんだ。僕が君を好きだということ」
「夕暉…」
「はは、そんな顔しないでよ。鈴をいじめたいわけじゃないんだから」
「そんなっ…、私」
「待って!まだその先は聞きたくない。今日は鈴に伝えたかっただけなんだ。
自分でも勝手だと思うけど、それでも僕の気持ちを知っておいて欲しかった。鈴を誰かに取られてしまう前に」
「?!」
「鈴は自分の価値をもっと知らなきゃだめだよ。陽子と祥瓊もいつも心配してる」
「ええ?!」
「とにかく、男には気をつけること!(まあ僕が言えた義理じゃないけど)」
「は、はいっ」

直球な策士にどぎまぎ女御。

 

■□■たまには強気な夕暉に翻弄される鈴なんかも。←そういうのも好きv

 

拍手お礼36 十二国*夕鈴


「夕暉、手紙来てたぞ〜」
「ああ、ありがとう」
「よく来るよなあ。あの金波宮で働いてるっていう、がたいのいい兄さんからか?」
「ああ、まあ、そんなところ」
「んん?!その微妙な反応、さては時々ここにも来る綺麗な女の子からだな?!
 なんだ?!やっぱり夕暉のいいひとなのか?!」
「まさか、違うよ」
「ほんとか〜?すごく品がある、でも親しみやすくて可愛いひとだよな。違うなら紹介しろよ!」
「それは駄目」
「ほらみろ、やっぱりそうなんじゃないか」
「鈴と僕はそう言う関係じゃないよ。でも紹介はしない」
「………夕暉お前、頭もよくて顔もよくて女にももてるのに、見た目どおりの純なんだな…」
「ほっといてくれ(怒)」

 

■□■文武両道、才色兼備。でも片思い。(萌)

 

拍手お礼38 十二国*夕鈴


「はあ」
「どうかした、夕暉。ため息なんかついて」
「!鈴」
「…やっぱり、行く末が心配?」
「………そういう、わけじゃ」
「あら、私にまで隠すことないわ。
 夕暉は確かに私たちの輪の中心にいる人だけど、全部自分で背負うことないと思うの」
「鈴…」
「だって相手は強大だもの。しかも残忍。怖くて当たり前だし、不安になるのが普通よ」
「鈴は、変わったね」
「そう?」
「うん。初めて会ったときは泣いていたのに。今では僕が慰められてる」
「あのときは……、恥ずかしいわ。みっともなくてごめんなさい」
「そんなことないよ。誰かのために泣くのは、それこそ当たり前のことだよ」
「そうね…、ありがとう。
 何だか出会ってからずっと、私夕暉に助けられてばかりの気がするの」
「そんなこと、」
「聞いて。私、本当にばかだったと思うの。でも清秀に出会って、そして夕暉や虎嘯にあって。
 少しずつかもしれないけど、前と違う自分になれている気がする。だから、本当に感謝してるの」
「鈴…」
「うん、だからね。私にも少しくらいは返させて欲しい。
 夕暉が辛いときは、支えにはなれないかもしれないけど夕暉の弱音を聞ける人間になりたいわ」
「―――――――ありがとう」

本当に。
僕こそ、君に会えて本当によかった。

 

■□■夕鈴は一目惚れじゃないと思う。変化を目の当たりにしたからこそ、夕暉は揺さぶられたのではないかと。

 

拍手お礼40 十二国*清鈴

 

「ねーちゃんは、いいひとっていないのか?」
「ええ?何言ってるのよ、清秀」
「いいひとだよ、いいひと。この船に乗ってる奴らの中にもそれらしいのがいるだろ」
「そう…?」
「ねーちゃんほんとに世間知らずだな」
「失礼ね。あんたが世間慣れし過ぎているのよ」
「そうかなあ〜、ねーちゃんが鈍いだけだと思うけど」
「もう、どうでもいいのよそんなことは。私の目的は景王に会うことなんですからね」
「はいはい、ま、安心しなよ。ねーちゃんの面倒は俺が見てやるからさ」
「ふらふらのくせに何言ってるのよ。……まずは頭の傷、診てもらおうね」
「…うん。それで元気になったら、俺が一緒にいてやるよ。ねーちゃん泣き虫だからなあ」
「もうっ、ほんとに口の減らない子なんだからあんたは!」

 

■□■ませガキ清秀。ああ、本当に良いライバルになっただろうになあ…(涙)