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過去拍手お礼をまとめてみました。

 

>>まるマ

 

拍手お礼@まるマ*ヨザケン+コンムラ

 

「猊下猊下、あちらの世界では月にうさぎがいるというのは本当ですか?」
「……うん、本当だよ。渋谷から聞いたの?」
「いえ、隊長から」
「だろうねえ。向こうでは秋の月の綺麗な晩にはね、お月見というのをするんだ。

 お月さんにいるうさぎにお菓子を持っていくんだよ」
「あちらでは月に手が届くんですか?!」
「さあ、他の人は知らないけど、僕は大ケンジャーだからね!(適当)」
「いやきっと、猊下は月となるお方だからですよ」
「………」
「猊下が月で陛下が太陽なんですよね?でも太陽は熱そうだから、俺は月がいいです!」
「(……………それが言いたかったのか)ふうん、でも僕は地球が一番好きだなあ〜(棒読み)」

 

 

***

 

 

「ウェラー卿、あれに余計なこと吹き込むのやめてくれない?いい加減かわすのにも飽きたんだけど」
「ヨザは馬鹿に磨きがかかるほどかわいいんですよ猊下。さあお口直しに俺とお月見しましょう」
「…身の危険を感じるから嫌」
「まあ、月を愛でてこそのお月見ですからね」

 

■□■ヨザックがあほっぽすぎる…。そしてうちの次男は黒です。村田は灰色、かな?

 

拍手お礼Bまるマ*ユリムラ

 

「渋谷、こんなところで油売ってていいの?いい加減仕事しないと魔王失格だよ」
「何言ってんだよ村田!大賢者と親交を深めるのも魔王の大事な仕事だろ?!」
「まったく、僕をサボりの口実にしないでほしいんだけど。

 ほら、フォンクライスト卿が今にも泣きそうな顔でこっちみてるよ」
「口実じゃない!俺は力をコントロールしなきゃいけないわけだし、そのための努力は惜しみたくない。

 そしてそれにはお前の力が必要なんだろー?」
「まあ確かにそのとおりなんだけどさ」
「だろ?!だったらやっぱり村田と更に親密になるのが何よりも先決じゃん!」
「いや、別に親密になる必要は……」
「ええっ?!村田は俺の力が暴走しちゃって大惨事になっちゃってもいいの?!
 その4000年の記憶は俺のために持ってるんだって前言ってただろー?!」
「君って言うか、ひいてはこの国のためなんだけどね」
「同じことだって!俺とお前ってば二人でひとつじゃん!一心同体ってやつなわけよ〜。

 さ、そうと決まったら眞魔国のためにも今日から村田と俺同じ部屋な!」
『ええ―――――――――――――?!(ギュンターはじめ外野一同)』

 

■□■陛下は微黒が好きです。ギュンターはいつだってかわいそう(酷)

 

拍手お礼Dまるマ*コンムラ

 

「へっくしゅい!!」
「猊下?大丈夫ですか?」
「うーん、風邪かな。最近向こうも寒くなってきたからさ。ああ、上着はいいよウェラー卿」
「あちらはもう冬ですか?駄目ですよ、猊下に風邪など引かれたら俺が恨まれてしまいます」
「何言ってるのさ。君に口答えできる者なんていないだろう。地球はまだ秋だよ。でも朝とか夜とか寒くってね。

 昼との温度差が激しくて余計に体調崩しやすいんだ」
「まさか。陛下に知られたら大事です。確かにあちらは季節の変わり目が一番風邪引きやすいんですよね。

 さあ遠慮なさらず着てください」
「よく言うよ。渋谷にあれだけ懐かせておきながら。好意はありがたいんだけど君の上着は大きすぎるんだよね」
「猊下はユーリのことご存知でないから。大丈夫、多少大きいくらいがちょうどいいんですよ」
「君よくそんな素面でのろけられるねえ。ごちそうさま!上着、ありがたく貸してもらうよ」
「知らないほうが幸せなこともありますよね。いえいえ猊下のお役に立てて光栄です」
「何言ってるんだか。渋谷のことは任せたよ?じゃあ僕は公務に戻るから。上着ありがとう。ちゃんと洗って返すよ!」
「お気になさらず。……お気をつけて」

 

 

***

 


「……あいつ本当にユーリのこと何も知らないんだな」
「ヴォルフ、立ち聞きなんてはしたないぞ」
「僕がいるのくらい分かってただろ!にしても鈍いにもほどがあるぞ、あれ」
「まあユーリはその辺は徹底してるからね。ボロは出さないだろう」
「どうでもいいけどよくあんな不毛でかみ合ってない会話が続けられるな」
「そこもまた猊下のかわいいところだよ」

 

■□■ギャグの黒コンは書いてて楽しすぎます。何だかとっても総受け気味v(自己満足)

 

拍手お礼Fまるマ*ヨザケン

 

「猊下!ただいま〜vv」
「やあグリ江ちゃん、ひさしぶり。仕事はどうだった?」
「………第一声がそれですかい。もっとこう、『会いたかったよヨザック!(抱きしめ!!)』とかないんですか?!」
「何で僕が君にそんなサービスしなきゃいけないのさ。それより渋谷にちゃんと挨拶にいったの?」
「まだです(きっぱり)」
「呆れた。軍人たるもの、国のトップにまずご機嫌伺いしなきゃだめだろう」
「俺の中のトップは猊下なんです!!」
「………君ばかじゃない?」
「ひどいっ!猊下!!グリ江と将来を誓い合ったあの日の猊下はどこにいっちゃったの?!」
「そんなものはお前の妄想だ(踵落とし)」
「やあ、フォンビーレフェルト卿。ご機嫌いかがー?」
「この上なく不愉快だ。おいグリエ、ユーリが呼んでいる。行くぞ。…………覚悟しとけよ(ぼそり)」
「そんな渋谷がヨザックを呼んだだけで不機嫌にならなくても」
「(違う!!)行くぞグリエ!(怒)」
「猊下…………グリ江の骨は拾ってね……(涙)」

 

■□■我ながら拍手お礼のヨザの扱いが酷い(笑)ヨザックは男前もヘタレも楽しいです。さり気にヴォルムラで!

 

拍手お礼Hまるマ*コンムラ

 

「お、コンラッドー」
「読書中?」
「陛下に猊下、本日の業務はもう終わったんですか?」
「まーだまだ。あまりにも片がつかないから村田と愛の逃避行中★」
「はいはいそーだね」
「それは…、ギュンターの泣き顔が目に浮かびます」
「ところでコンラッド熱心に何読んでるんだ?」
「(そっか渋谷まだ文字読めないんだよな)えーと…?……!!」
「童話ですよ。グレタに読ませてあげようと思って」
「へえーなんてやつ?」
「『黒頭巾ちゃん』です。女の子が狼に食べられるアレですよ」
「ああ、『赤頭巾』ね!」
「…………(絶句)」
「猊下どうかしました?」
「………別に」
「陛下ー!!猊下ー!!お仕事をほったらかして何をされているんですかー!!

 はっ!コンラート!!お二方を独占とは何ともうらやまし…ッああいえいえなんでも…」
「やべ、ギュンターだ!!行くぞ村田!(ダッシュ!)」
「う、うん…その前にウェラー卿…」
「なんですか?」
「グレタにそんなもの読ませたら許さないよ」
「もちろん、『可愛いあの子の食べ方48選』なんて、見せませんよ。これは猊下が俺に食べられるお話ですからv」
「し、渋谷待って!(脱兎!)」

 

■□■次男を思う存分黒に出来て満足です。

 

拍手お礼Jまるマ*ヨザケン

 

「猊下、俺、余命3日らしいので最後の頼みを聞いてくれませんか?」
「……また唐突な展開だね、どうしたのさ」
「本当なんです。さっき医師から聞いて、俺も驚いたんですけど…(真剣)」
「………」
「猊下、お願いです…。多くは望みません…!せめて最後に猊下と添い寝を…ッ!」
「別にしてもいいけど、ハロウィンをエイプリルフールと間違えてたなんてオチだったら一生口聞かないよ」
「…え?!」
「どうせ君、ウェラー卿から今日は嘘をついていい日だとでも言われたんだろ」
「…………………ま、まさか違うんですか?!」
「嘘をついていいのは4月1日。今日はハロウィンで『trick or treat』って言ってお菓子をもらう日だよ」
「(ええ―――――?!隊長の嘘つきィ―――!!)」
「君もいい加減彼の言葉を少しは疑いなよ」
「はっ!でも俺の嘘を見破ったのは愛の力ですよね猊下!グリ江感激――vv」←聞いちゃいねえ。
「断じて違う」

 

■□■なんちゃってハロウィン。拍手お礼のヨザは次男に騙されすぎですが、それをプラスに変えるのが奴のすごいところ(違)

 

拍手お礼Lまるマ*ユリムラ

 

「ウェラー卿ってかっこいいよねえ」
「うえ?!どうしたんだ、村田、急に!」
「うん?こっちの人は本当に美系が多いよなーと思って」
「まあ、確かにそれは俺も思ったけどさ」
「フォンクライスト卿なんて地球じゃ見たことないくらい整った顔してるし」
「変態だけどな」
「フォンビーレフェルト卿は非の打ち所のない美少年だし」
「性格は非の打ち所ありまくりだけどな…」
「フォンヴォルテール卿のあのダンディっぷり、トム・ハンクスも目じゃないよ?」
「それは明らかに系統が違うぞ、村田」
「ヨザックなんて美男も美女もイケるとこがすごいよねえ〜」
「や、それは間違った認識だろ!」
「何?渋谷、もしかして劣等感感じちゃってるの?」
「いや、そういうわけでは…」
「大丈夫!渋谷だって立派なジャニーズ顔だよ!(にっこり)」
「ど、どうも…(あんな軟弱な集団と一緒にするなー!!)」←でも笑顔が可愛いので言えない。

 

■□■マイペースな村田に振り回される渋谷少年。陛下が白の時はこんなに健全!

 

拍手お礼Nまるマ*ヨザケン

 

★若干下品(?)ですので、苦手な方はお気をつけください★


「猊下……」
「やめて、ヨザック…」
「もう逃げられませんよ」
「ちょっ、あっ、やだッ」
「すみません、でももう俺も限界なんです」
「やあんッ、やめ…ッ!」
  ・
  ・
  ・
「―――――っていう話が巷で出回ってるらしいですよ、猊下」
「で?」
「やー、世間は何にも分かっちゃいないですよねえ。猊下より俺が限界なんてことあるわけないじゃないですか」
「………」
「猊下がどんだけ体力ないと思ってんだって話ですよ」
「…………グリエ、僕に喧嘩を売ってるっていうか、むしろ死にたいんだね?」
「いやーん猊下っ、グリ江の渾身のジョークを殺意で返さないでーっ(焦!)」
「命を張った渾身のジョークに敬意を表して地獄を見せてあげるよ(にっこり)」


 暗転。(合掌)

 


***

 


「でも猊下は確かに体力なさそうですよね」
「まあな。村田は瞬発力はあるんだけど持久力はゼロなんだよな〜」
「ところでユーリ、ヨザが言ってた本って…」
「ああ、実際あるらしい。でも大丈夫、作った奴血祭りに上げといたからさ!(スマイル★)」
「それでこそユーリだ」
『……………怖ッ!!!!!!!(外野一同)』

 

■□■猊下って絶対体力ないよね!と某御方と盛り上がって思いついた話。瞬発力はあるけど持久力はない村田萌え!

 

拍手お礼Pまるマ*コンムラユリ

 

「足をこう、絡めて、摺り寄せて…」
「こう?」
「そうです、お上手ですよ、猊下」
「あ、ホントだ気持ちい〜」
「イイですか?」
「うん、すごくいい…。ウェラー卿って、」

「猊下…」
「おばあちゃんみた…」
「なーにしてるのかな大賢者様と狼さんは!!」
「は?何怒ってるの渋谷?」
「狼というよりは獅子と言っていただきたいものですね」
「汚れなき高貴なライオンとお前を一緒にできるかー!このムッツリくんめ!!さっきから見てりゃー、ベタベタベタベタ村田に触りやがって!!」
「何って、冷え性の猊下にふくらはぎとすねを合わせて暖める技を教えてるんですよ」
「そうそう、渋谷もやる?あったかいよ」
「村田!!お前は今自分が腹をすかせた狼の前で無防備に寝転がる子羊ちゃん同然だということがわかってるのかー!!」
「渋谷、最近上様になり過ぎて思考飛んじゃってるんじゃない?大丈夫?」
「いいから!魅惑の生足を惜しげもなく晒すのはやめなさい!!」
「ユーリ、欲求不満なんじゃないですか?」
「コンラッド!!お前ははやくその柔らかそうなふくらはぎをいやらしく撫でてる手をどけろー!!」


「眞魔国名物、どこまでも不毛な三つ巴戦だな…」
「グウェンダル!!あなたはなぜそんなに冷静でいられるのですか!!ああっ私の猊下がコンラートに穢される〜!!(涙涙)」

 

■□■次男と陛下の黒対決も素敵ですが、こんな感じのも好きです。やっぱり黒キングは奴かしら?

 

拍手お礼Rまるマ*眞健

 

『お前は俺のものだ』
『違うよ、僕は君の物じゃない。僕は27代魔王の賢者だよ。君は当代魔王じゃない』
『違わない。お前の魂はいつだってあの者のもの。そしてあの者は私のもの』
『あのひとは確かに君のものかもしれないけど、残念ながら彼はもういない』
『それではお前の魂に存在するものは誰だと?』
『これは彼の幻影。君が欲しくて欲しくてしょうがなくて、諦めきれなくて縛ってしまった彼の心』
『………ならばお前もその心ごと縛ってやる。あんな小僧にお前はやらない』
『勘違いもいいとこだよ。彼は当代魔王。君の後継者だ。彼を否定したら君とかの人は何のためにこんな茶番を強いたの』
『それでもお前の存在を独占する者を許すことはできない。忘れるな。お前は誰のものでもない、ただ唯一、俺のものだ』

 


**

 


夜毎繰り返されるこれこそが茶番。
それでも自分が彼から離れられないことを一番知っているのは僕。
愛情なのか愛憎なのか、もはや自分でも分からない。
胸に去来する優しかった君に触れるたび、僕と彼はただわけもなく心で啼く。

 

■□■拍手お礼なのにシリアス。←駄目。とてつもなくがんじがらめな眞健が書きたくなっちゃったんです。

 

>>十二国記

 

拍手お礼A十二国記*夕鈴

 

「最近本当に客が増えたよなあ」
「そりゃ鈴がいてくれるからね」
「この国は本当に女がいねえからなあ」
「それは違うよ兄さん。鈴だから、だよ。

 それにただ増えたんじゃなくて、毎日通う客がいるからいつもこんなに人が多いんだよ」
「そうなのか?お前普通の客の顔まで覚えてるのか」
「みんな鈴目当てだからね、動向探っておかないと、何かあってからじゃ遅いんだよ」
「……お前、まるで鈴の旦那みたいだな。他の仲間の女連中にはそんな心配したことねえじゃねえか」
「うるさいよ。あ、ほらまた絡まれてる。お皿よろしくね」(バタバタバタ)
「………まったく、鈴のやつ本当にあいつの女房になってやってくれねえかなあ」

 

■□■夕暉はがんばってるんだけど、鈴は鈍いのであんまり報われない。夕→鈴気味なうちの夕鈴。

 

拍手お礼C十二国記*慶国三人娘+夕暉

 

★王と女史が鬼なのでご注意★


「あ、みてみて陽子、鈴が向こうの回廊走ってるわ」
「なに?!どれどれ。あ、ほんとだー!小走りな鈴も可愛いよなあ」
「ねえ。あの小動物な感じ、たまらないわ。

 楽俊のふわふわ具合も最高だけど鈴の子犬のような動き、抱きしめたくなっちゃうv」
「おい祥瓊、抜け駆けは駄目だぞ!

 楽俊と鈴をぎゅーっとするのはお互いの了承を得てからだって決めたの、忘れたわけじゃないだろう?」
「もちろんよ、陽子に抜け駆けなんてしないから心配しないで。

 だって私たち共同戦線はってる同士じゃない。

 ……っと、あらあら、言ってるそばから敵よ、陽子。まったく、弟っていう位置は厄介よね」
「ああ、本当だ。相変わらずあきらめ悪いよな夕暉も。まあ弟扱いしかされてないから不憫っちゃ不憫だけど」
「もう!陽子は甘いんだから!駄目よ、優しい鈴が情にほだされちゃったらどうするの?!

 そんなんで持っていかれたら目も当てられないわよ」
「そ、そうか。さすがだな祥瓊は」
「観察眼だけは養ってきたから。さ、はやいとこ邪魔しにいきましょ!」
「そうだな!今日はプランBでいこう!!」

 

 日々宮中で交わされる不穏な会話を、もちろん鈴は知る由もない。

 

■□■愛され鈴ラブ。王と女史は特にねこっ可愛がりv鬼のような男前コンビに愛★

 

拍手お礼E十二国記*桂鈴

 

「鈴!はやくはやく!」
「待って桂桂、そんなに急いだら転んじゃうわよ」
「大丈夫だよー、はやく大師のところに行こうよ」
「ふふ、勉強をしに行くのがそんなに嬉しいの?」
「うん!」
「偉いわ桂桂、がんばって勉強しようね」
「うん、鈴と一緒に勉強できるの嬉しいんだ〜」
「そうね。いっぱい勉強してたくさん陽子の助けになれるといいわね」
「うん!僕陽子の力になりたい!それに、大師のところで勉強するときは、鈴を独り占めできるから嬉しいんだ!」
「まあ」
「僕鈴のこと大好きだもん」
「ありがとう。私も桂桂が大好きよ」

 


***

 


「……虎嘯、いいのか?さっそく虫がついているようだぞ」
「……それは言わない約束だ陽子。夕暉が不憫でならねえ(泣)」

 

■□■桂桂にはぜひとも男前に成長してもらって、夕暉の良きライバル(笑)になって欲しいものです。

 

拍手お礼G十二国記*夕鈴

 

「祥瓊って美人だよね、鈴」
「え?祥瓊?ええ、とっても綺麗よね。でもどうしたの突然」
「いや、ただ素直にそう思っただけだよ。慶は女が少ないから、祥瓊みたいな美人は珍しくて。

 言い寄ってくる男がたくさんいるだろう?」
「そうなの!本当にたくさん。でも祥瓊はその気はないみたいで。少し可愛そうになってしまうくらいよ。

 なにせ祥瓊に好かれるために私にまで良い顔してくれるんだけど、当の彼女は全く見向きもしないんだもの」
「(………鈴、それは違う……)へ、へえ。良い顔って?」
「ええと、お花をくれたり、お土産をくれたり。もらってばかりでなんだか申し訳なくて。

 あ、そうだ。よかったら夕暉、お礼を一緒に選んでくれないかしら?」
「…………うん…」
「あら、そんなに心配しなくても祥瓊にその気はないから大丈夫よ!

 夕暉が大学を卒業して官吏になるまで、私がちゃんと見張っておくからね?」
「……………ありがとう」


 策士、完敗。

 

■□■策士夕暉と天然鈴のやりとりこそが、夕鈴の真骨頂!まあ策士は連敗ですけどね!←鬼。

 

拍手お礼I十二国記*六鈴

 

「祥瓊、ひとつ聞いていいか?」
「急に改まってどうしたんですか、延麒」
「あの虎嘯の弟は、鈴の『良い人』なのか?」
「………いいえ、今のところは違いますよ」
「今のところは?」
「ええ。鈴はまだ弟のようにしか思ってないと思いますけど、夕暉の方は違うんじゃないかしら」
「なーんだ、鈴にその気がないなら問題ない」
「そうですか?」
「ああ、夕暉ってのが鈴を好きでも、あの鈴がそう簡単にそいつの気持ちに気づくとは思えないからな!」
「それは確かに」
「だから大丈夫だろ。ところで鈴は?」
「ああ、さっき延王が市井にお連れになりましたよ」
「なに―――?!祥瓊!それを早く言えよ!!じゃあまたな!」
「ええ、お気をつけて」


「祥瓊も大変だな」
「あら陽子。いつから見てたの?」
「最初から」
「まあ。王が覗き見なんて趣味の悪いことしちゃだめよ」
「うっ、すまない…。延王と延麒の行動があまりにも似通っているのものだから笑いが止まらなくて、出て行けなかったんだ」
「(くすくす)本当に、全く同じこと聞いてくるのよ、あの二人。呆れちゃったわ」
「鈴人気は絶大だな。」
「そうね。でも、もちろん誰にも譲る気はないわよね、私たちだって」
「もちろんだ!」

 

■□■もう鈴が愛されていればそれで。←究極の自己満。

 

拍手お礼K十二国記*夕鈴

 

「鈴、どうしたの?」
「あ、夕暉。……ううん、なんでもないの」
「なんでもないって顔じゃないけど」
「いやね、夕暉には全部ばれちゃうのね。実はさっき、蜜柑色の髪の小さな男の子を見て…」
「……そう」
「うん、清秀を思い出してたの……」
「鈴、寂しい?あの子がいなくて」
「ううん、……うん、やっぱり寂しい、かな。でも寂しいよりも悔しいの、きっと」
「そう」
「清秀を守れなかったあの時の自分が、悔しくてたまらないんだわ、私。

 だからこんなに未練がましくあの子を思ってしまう…。だめね、私また自分のために清秀のことを使ってる」
「それは違うんじゃないかな。あの子にとっては、どんな形でも鈴があの子を忘れないことが何より嬉しいと思うよ」
「そうかしら……」
「うん、きっとそうだよ。鈴にそんなに思われて、あの子は幸せだよ。本当に、うらやましいくらい」
「え?」
「ううん、だからね、鈴があの子を思い出すことに関して自分を責める必要なんて全然ないよ」
「………うん、そうね。ありがとう、夕暉」

 

■□■珍しくまともな感じな…(苦笑)夕暉が少し報われてる。←そうか?ちなみに清鈴も好きです★

 

拍手お礼M十二国記*三人娘

 

「三人でお茶するのも久しぶりだな」
「そうね、最近忙しかったもの。陽子も祥瓊もお疲れ様」
「あら鈴こそ。それにしても、こうしてるとあの時のことが嘘のようね」
「本当に。拓峰での乱が嘘みたい」
「もう半年も経つんだな」
「あの時の自分って、今思うと恥ずかしいわ。短慮で浅はかで偏屈で。

 陽子を亡き者にしようとしてたなんて信じられない!」
「あら、鈴は可愛いものよ。私なんて盗人だもの…。本当に莫迦で無知で、どうしようもない人間だったわ…。

 楽俊には本当に、感謝してる」
「私だって似たようなものだ。未だに自分が王であるという事実が時々本当に恐ろしくなる」
「そうね…。ふふ、でも、陽子が慶王だって言った時はもう、すっごく!驚いたわ」
「本当よねえ。何だかいろんな感情がいっぺんに駆け巡ったもの」
「……すまない」
「あら、謝ることじゃないわ。あの時私たちに告白してくれたこと、とても感謝しているわ。ね、祥瓊」
「ええ。驚いたけど、会いたかった人が陽子で良かったって思ったわ」
「…ありがとう。私も二人が信じてくれたこと、本当に感謝している」
「確かにあんな格好の王がいるなんて誰も思わないわよね」
「そういうもの?」
「そうよ、鈴。そういえば鈴は私が公主だったってこともすぐ信じてくれたわね」
「だって、嘘を言っているようには見えなかったもの」
「ふふ、ありがとう。鈴のそういうところがとても好きよ」
「え、あ、…ありがとう。私も祥瓊が大好きよ!」
「ちょっと待った!私だって!!」
「はいはい、もちろん分かってるわよ陽子」
「(くすくす)何だか私たちおかしいわね。女同士でこんなこと言い合って」
「でも、気持ちを言葉にすることはすごく大事なんだ」
「うん、そうね…。私もそう思うわ。私、陽子と祥瓊に会えて本当に良かった」
「私もよ」
「もちろん、私もだ!」


 金波宮、とある路亭にて。

 

■□■仲良し三人娘が大好きなのよー!!(シャウト)

 

拍手お礼O十二国記*夕鈴

 

「鈴、ちょっとこっちに来て」
「どうしたの、夕暉」
「はい」
「え?……これ、髪飾り?」
「馴染みのお客さんにもらったんだ。僕は使わないし、鈴に似合うかと思って」
「え、これを夕暉に?そのひとって、女性だった?」
「え?…あ、うん、まあ」
「そう、じゃあ私もらえないわ」
「えっ、どうして?」
「だって。どうみても男の夕暉に女物の髪飾りをあげるってことは、夕暉にそれを持っていて欲しいってことじゃない」
「そ、うなのかな…」
「そうよ。夕暉も隅に置けないわね!」
「そう…。でも、困るな」
「あら、困ることないわよ。相手の気持ちなんだから、ありがたくもらっておけばいいわ。
 使わなくても、好きな人が自分の物を持ってくれているだけで女は嬉しいものよ」
「(そういう意味じゃないんだけど)………詳しいね。鈴もそういう人がいるの?」
「え?私?まさか、いないわよ。でも女なら誰だってそれくらい分かるわ」
「ふうん、そういうもの?」
「ふふ、そういうものよ」

 

■□■ほのぼの夕鈴。二人の間にはこういう雰囲気が流れてると嬉しい。でもやっぱり片恋夕暉。ガンバ!(酷)

 

拍手お礼Q十二国記*六鈴

 

「鈴!!」
「まあ、どうしたんですか、延麒。そんなに慌てて」
「しょ、尚隆が鈴に会いに来たっていうのは本当か?!」
「え?ええ、確かに延王とは先日お会いしましたけど」
「なにー?!尚隆の野郎ッ、抜け駆けなんて卑怯だぞ!」
「抜け駆け…って、何のことです?」
「堯天に新しく出来た甘味処に二人で行ったんだろ?」
「ああ、そのことですか。延麒も甘いものお好きなんですか?」
「まあ、甘いものも好きだけど…」
「だったら一緒にいらしたら良かったのに。あそこは店主が男嫌いで、女性同伴じゃないと入れないっていう慶ではとても稀な場所なんですよ」
「へえ」
「それで延王が珍しがって行きたいとおっしゃって。たまたま手が空いているのが私だけだったのでお供したんです」
「……(尚隆のやつ、絶対確信犯だ!!)鈴!俺とも行こう?」
「え、でも私、そんなに宮中での仕事をお休みするわけには…」
「大丈夫!そこは俺が何とかするからさ!」
「へえ、どう何とかするんだ?六太君」
「そうですよ、鈴の仕事は他の人が出来るほど簡単じゃありませんわ、延麒」
「げっ!陽子に祥瓊…」
「こっちは延王に鈴を取られたお陰でいろいろ大変だったんだからね!いくら麒麟でもそうそう鈴を貸し出すわけにはいかない」
「そういうわけです。おとなしくお引取りくださいませ」
「陽子!冷たいぞ!!当極の際の恩を忘れたのかー?!」
「申し訳ない、こちらも背に腹は代えられないんだ」


 延麒(推定500↑歳)、撃沈。

 

■□■雁主従×鈴が好き。陽子と祥瓊はナイトですv

 

拍手お礼S十二国記*夕鈴

 

「なあ鈴、本気で夕暉の女房になってくれる気はねえか?」
「ええ?なに言ってるの、虎嘯。夕暉は今瑛州の少学で学んでるじゃない。陽子が当極したんだし、今更戸籍がどうのなんて必要はないわよ?」
「そうじゃねえ、俺はあいつが不憫でならねえんだ」
「え、夕暉ってそんなに…?」
「そうだ!やっと分かってくれたか鈴!!」
「え…、私、知らなかったわ、ごめんなさい」
「いいんだいいんだ、分かってくれたなら。夕暉も喜ぶ!」
「…ええ、夕暉が喜ぶなら私も嬉しいけど…、でも、やっぱり自力で相手を見つけて、お互いを好きになった方が良いと思うの」
「そ、そうか…」
「ごめんなさい、虎嘯。そんなにがっかりしないで!大丈夫よ!私は今の夕暉でも十分素敵だと思うわ。慶は女が少ないからしょうがないのよ!」
「……鈴、なんの話をしてるんだ?」
「え?だって、夕暉が女の子にふられてばかりだから私に相談したんじゃないの?」
「……兄さん?何の話をしてるの?(にっこり)」
「(まずいっっ!!)せせせせ夕暉!!何でここに!」
「あら、夕暉、どうしたの?今日はお休みだったかしら?」
「うん、まあね。兄さんが寂しがってるんじゃないかと思って」
「ふふ、相変わらず仲が良いのね」
「うん、まあね。鈴にも会いたかったよ」
「あら、私もよ。お茶飲んでく?」
「うん、ありがとう(そそくさ)」


「見て陽子、虎嘯が独り残されて固まってるわ」
「ほんとだ。虎嘯は夕暉との思い出を美化しすぎなんだよね。結構やり手なんだけどな、あの弟君は」
「ほんとにねえ」


 ドンマイ兄さん★

 

■□■黒夕暉も結構楽しい。